挙式費用
50,000円
(非課税)
概要
清和源氏の祖、六孫王は清和天皇の六男を父として生まれ、経基と名づけられたが、皇室では六男の六と天皇の孫ということで六孫王と呼ばれておりました。十五才にて元服、源の姓を賜わり、先例に従い臣籍に加えられ、承平・天慶の乱に東国・西国の追討使を承り、その後、鎮守府将軍に任じられました。王は現在の社地に住居を構え、その後平安時代中期に祀られたのが六孫王神社の始まりとされております。昔は、六ノ宮権現とも呼ばれ、今昔物語に「六の宮」が。それを基に芥川龍之介が「六の宮の姫君」にも載せております。小泉八雲著の「怪談」には、「弁天の同情」と題して不思議な夫婦の出会いの話も紹介されております。
知っ得情報
六孫王神社例祭「宝 永 祭」
清和源氏後裔の 徳川家は縁故の社寺でもある当社の復興・修復を願い、中でも五代将軍綱吉は、大通寺の僧『南谷上人』の懇請に応じ諸建造物の造営に寄与しました。また大名に対する経済統制の意味からも、源家譜代大名に寄進を命じ 殊に境内彼方此方に各大名思い思いの形の石燈篭が見られます。現在の建物(京都市指定建造物)は宝永年間に完成しその折に盛大に祭を行ったゆえ 六孫王神社の例祭を『宝永祭』と称します。