挙式費用
80,000円
(非課税)
概要
豊国神社は、東山七条「三十三間堂」や「智積院」のほど近く、京都国立博物館の北隣に鎮座する神社です。JR京都駅から車で約5分、京坂七条駅より徒歩約10分とアクセスに最適な場所に位置しています。創建は慶長四年(1599年)、前年に薨去された太閤豊臣秀吉公を奉祀する為、朝廷より正一位豊国大明神の神階神号を賜り、東山阿弥陀ヶ峰に創祀。社領一万石、境内域は三十万坪に及び、当時の壮麗な社殿や祭礼の様子は「豊国祭礼図屏風」や様々な古記録によって知ることが出来ます。元和元年(1615年)、豊臣氏滅亡後幕府の命で廃社とされましたが、明治元年(1868年)、明治天皇は祭祀の復興を命ぜられ、同六年に別格宮幣社に列し、同十三年方広寺大仏殿跡地に社殿を造営し再興されました。本殿には豊臣秀吉公がお祀りされ、そのとなりには秀吉公の正室北政所おね様をお祀りする貞照神社が本殿に寄り添うように鎮座しています。秀吉公とおね様は、当時としては珍しかった恋愛結婚で結ばれ、豊臣家という天下を治める家を興し、終生を共に過ごされました。戦国という乱世で、日本史上まれにみる深い絆に結ばれた秀吉公とおね様。400年の時を経てもなお、仲睦まじく寄り添ってお祀りされているお二人のように、生涯を共に添い遂げられるようにと、多くの新郎新婦がこの神社で挙式をされています。結婚式には唐門と玉垣に囲まれた本殿と拝殿の広くゆっくりとした空間の中で執り行われます。特別な日にだけ入ることが許されたこの厳やかな空間で喜びの瞬間をお迎え下さい。
知っ得情報
「桐紋」と「ひょうたん」
境内には豊臣家や秀吉のシンボルマークが。一つは、豊臣家の家紋“桐紋”。大きなものから小さなものまで、あらゆる部分に桐の意匠が施されています。飾金具など細かな部分にも注目。秀吉の馬印(武将のトレードマーク)が“ひょうたん”であったことから、ひょうたんも各所に。一番目立つのは、絵馬。絵馬は「ひょうたん絵馬」と呼ばれ、長細いひょうたん形をしています。たくさんの絵馬がぶら下がっている様は、まさに“千成ひょうたん”! 秀吉のように立身出世を目指す人は、是非とも絵馬にその願いを書いてみては。