挙式費用
250,000円
(非課税)
概要
知恩院は、鎌倉時代、浄土宗の宗祖法然上人が専修念仏のみ教えを説かれた地です。全国に七千余の寺院、六百万余の檀信徒を擁する浄土宗の総本山です。法然上人は平安時代末期承久二年(1133年)に生まれ、十五歳で比叡山に上り、四十三歳の時に専修念仏のみ教えを悟り、浄土宗を開宗されます。当時の仏教は貴族社会の為のものでした。すべての人々が教われる道を示されたということは日本仏教における大きな革命というべき出来事でした。法然上人は訪れる人を誰でも迎え入れ、専修念仏の教えを説くという生活を送りました。その場所こそが知恩院なのです。法然上人の御心を受け継ぎ私たちに生きる喜びをよみがえられてくれる念仏のふるさと、知恩院。きょうもひとびとの心にすがすがしくあたたかい光を照らし続けてくれます。
知っ得情報
知恩院の七不思議
知恩院に古くから伝わる七不思議。狩野信政が描いた大方丈の菊の間の襖絵には、紅白の菊の上に数羽の雀が描かれていたのですが、あまり上手に描かれたので雀が生命を受けて飛び去ったといわれています。現存する大方丈の襖絵には飛び去った跡しか残っていないといわれる「抜け雀」をはじめ、左甚五郎が魔除けのために置いていったという噂のある「忘れ傘」等、様々な言い伝えが残っております。他に「鴬張りの廊下」や「白木の棺」、「三方正面真向の猫」、「大杓子」。また、「瓜生石」には諸説が沢山あり、一つ一つがとても不思議で興味深いものばかりです。
凛としてあたたか お念仏にふれる宿 【知恩院 和順会館】
京都東山エリアは、知恩院をはじめとして、多くの寺院や観光地がある人気スポット。和順会館は、その中心的なロケーションにある知恩院の宿坊で、従来は檀信徒に限定された宿泊施設でしたが、法然上人八百年大遠忌の記念事業として、2011年2月にリニューアルオープンされ、一般の方も宿泊が可能になりました。落ち着きや自然・凛とした空間を大切にした設え、東山と知恩院を望むことができる天然木を用いた家具を備えた客室は、知恩院で挙式を行う際に、遠方の列席者の宿泊場所としても大変好評です。
<知恩院和順会館 TEL:075-205-5013>