挙式費用
250,000円
(非課税)
概要
大亀山「宝厳院」は室町時代に細川頼之公の財をもって、天龍寺開山夢窓国師より三世の法孫にあたる聖仲永光禅師を開山に迎え創建されました。ご本尊は十一面観音菩薩、脇仏には三十三体の観音菩薩、足利尊氏が信仰したと寺伝にある地蔵菩薩像が祀られており、西国三十三ヶ所巡りに等しいと伝えられています。また、庭園は室町時代の禅僧策彦周良禅師によって作庭されています。嵐山を借景として巧みに取り入れ、また「獅子岩」等の巨岩を配した借景回遊式庭園であり、江戸時代の京都の名所名園を収録した「都林泉名勝図会」にも掲載されています。
知っ得情報
「獅子吼の庭」
獅子吼の庭は、室町時代の策彦周良禅師により作庭。天龍寺の曹源池庭園と同じく「龍門瀑」の表現が引き継がれております。 龍門瀑とは中国夏朝の皇帝・禹がその治水事業において山西省の黄河上流にある竜門山を切り開いてできた急流のこと。中国の故事にある「登龍門」の由来である「鯉が三段の滝を登って龍に化す様」を現しており、鯉が死を賭してまで龍になるべく努力する様子にならって、修行僧が観音の知恵を悟るまで努力をしなければならないことを借景回遊式庭園のなかで表現しております。