挙式費用
80,000円
(非課税)
概要
護王神社は京都御所の西側、烏丸通沿いに鎮座する神社で、平安京の建都に貢献された和気清麻呂公(わけのきよまろこう)をお祀りしています。
確かな創建年は伝えられていませんが、もとは洛西の高雄山神護寺の境内に清麻呂公の霊社として祀られ、古くから「護法善神」と称されていました。
江戸時代末の嘉永4年(1851)、孝明天皇は清麻呂公の歴史的功績を讃えて正一位護王大明神の神階神号を授けられ、明治7年(1874)には「護王神社」と改称して別格官幣社に列せられました。
明治19年(1886)、明治天皇の勅命により、華族中院家邸宅跡地であった京都御所蛤御門(はまぐりごもん)前の現在地に社殿を造営し、神護寺境内からご遷座。後に姉君の和気広虫姫も主祭神として合わせ祀りました。その後、崇敬者により境内の霊猪像(狛いのしし)が奉納され、「いのしし神社」とも呼ばれ親しまれております。
知っ得情報
足腰のご利益「和気清麻呂公」と「いのしし」
当時、流罪となり足の腱を切られ、立つことすらできなくなった清麻呂公。皇室を守った大神に感謝するため、宇佐八幡へ立ち寄ることに。途中、一行が豊前国(福岡県東部)に至ると、どこからか三百頭ものイノシシが現れました。イノシシたちは清麻呂公の輿(こし=乗り物)の周りを囲み、守りながら、十里(約40km)の道のりを案内してくれたといわれております。清麻呂公が宇佐八幡での参拝を終えると、いのししたちはどこかへ消え去り、それ以降、清麻呂公の足の痛みは治り、再び歩けるようになったという伝承があります。このように護王神社には、足腰守護のご利益を求めて、足腰の難儀でお悩みの方やスポーツ選手をはじめ、お子様からご高齢の方まで全国から多くの参拝者がお越しになります。