挙式費用
80,000円
(非課税)
概要
延暦13年(西暦794年)の平安京遷都に際し、都の安泰と国の守護を願い、国常立尊(くにのとこたちのみこと)を八千矛神(やちほこのかみ)と息長帯日売尊(おきながたらしひめのみこと)に合わせ祀り、城南大神と崇めたことが城南宮のご創建と伝えられ、城南宮とは平安城の南に鎮まるお宮の意味です。平安時代後期、白河上皇や鳥羽上皇によって、城南宮を取り囲むように城南離宮(鳥羽離宮)が造営されて院政の拠点となると、城南宮は離宮の鎮守として一層崇められ、9月の城南祭では神輿行列に加え、流鏑馬や競馬も行われ大いに賑わいました。江戸時代には「大日本不易太大神宮(おおやまとふえきだいだいじんぐう)」と尊称され、城南祭では、3基の神輿が氏子区域を巡行、周囲に住む人々の一番の楽しみになっていました。この慣わしは「正五九参り」として今に続いております。
知っ得情報
“方除の大社 城南宮”「車のお祓い」
京都の南に鎮まる城南宮は、方除・厄除の神様。道行く人にとっては、行き先の方角にまつわる災厄を祓い除けてくださる交通安全・旅行安全の神様。
城南の地には鳥羽の津が平安時代からあり、船で旅する人や、都に続く鳥羽の作り道を牛車に乗って行き交う人々の安全を、城南宮の神様は常に見守って来られました。
そして、今も城南の地は、高速道路や幹線道路が走る交通の要です。自動車やバイク・自転車、そして小型船舶に至るまで、交通安全を願う多くの人が、お祓いとご祈祷を受けに城南宮にお見えになっております。